Adagioな日々

ワインづくり奮闘記 そしてときどきピアノ

カマの使い方

本日の気象データ
天気:晴れのち雨 降水量:10.0 mm 最低気温:8.5℃ 最高気温:24.7℃ 
平均気温: 14.9℃ 日照時間:181分 (原村アメダス

今日の作業は芽かきと草刈り。週末、天気が良く暖かかったので、かなり芽も大きくなりました。どの芽を残すか、ほぼ確定できる状態になってきたので、ザクザクと芽をかきました。今日、朝のうちこそ雲が多めだったものの午前中は天気もよく、芽かき日和(?)だったのですが、午後3時を過ぎたあたりから雷が遠くで聞こえ始め、雨が降るかもと思った瞬間に大粒の雨が落ちてきました。ここで今日の芽かきは終了。雨の中、機械で刈ることができないブドウ樹の根元や柱の周りなどを中心にカマで草刈りをしました。

カマ…。何を隠そう、人生云十年の中でカマを使って草刈りをした記憶はありません。もしかしたら子供のころに使ったことがあるかもしれないけれど、少なくとも記憶にはありません。というわけで、記憶にとどめるため、ヴィンヤードではどんなカマを使って、どうやって草刈りをするのか(したのか)、まとめてみたいと思います。

そもそも、この週末までカマにはいろんな形状をしたものがあることを知りませんでした。偶然にも週末に、庭に生えた雑草の草刈りをするためにカマを購入しようと思い立ち、ホームセンターに見に行ったところでした。しかし、「カマ」コーナーに行ってみると、見たことがある形状のカマだけでも3~4種類、それ以外にもこれもカマと呼ぶのかと思うような形状をしたものもいくつかあります。どれを選んだらよいのかわからない💦 困ったときはネット検索!すると、庭の草刈りをするのにこれがよかったという記事がたくさん出てきて、その中から評判がよさそうな「中厚鎌」なるものを選んで購入しました。刃に強度があるために刃こぼれしにくく、葉や茎が比較的固い草も刈れるというのに魅力を感じたのですが、畑に生えている草は柔らかいので「薄ガマ」が適しているのだそうです。薄ガマは、その名の通り刃が薄いので切れ味がよく、また軽くて使いやすいという特徴があるとのこと。確かに、ヴィンヤードのあるじが手本を見せてくれると、軽く手首を振るだけでシュパシュパ草が切れていきます。うーん、やっぱり実際に使っている人に聞かないと何を買ったらいいのかわからないものです。

私がカマを購入するときに参考にしたサイトではありませんが、以下のサイトにはカマの種類について丁寧に説明されていてとても参考になるのでリンクを貼っておきます。

diyclip.roymall.jp

さて、自分でやってみると、シュパシュパ切れるはずが、なんか切れない💦刃がきちんと草に入らず、草を押し倒しているだけになってしまうのです。リンクを貼ったサイトの使い方を見ると(右利きの人の場合)左手で草を握り、雑草の根元部分に刃を入れ、刃先が自分の左後方に向かうように手前に動かして草を刈ると書かれていますが、畑の雑草はとても柔らかいし、カマもよく研がれていて切れ味がよいので、左手で草を握る必要はなく、地面に平行に、かつ地面すれすれのところに刃を置いて、草の生え際の茎や葉っぱにすうっと刃が入るように手首を手前に返すだけで切れます。手首を返す動きは、実際には振るというよりは、刃を引く感じなのだと思います。

いちいち左手で押さえていると時間がかかるので、作業効率化のためにもこの草刈り方法をマスターしたいものです。今日はマスターできませんでしたが、手首だけで動かすというよりは、手首を動かすために肘から先の腕の筋肉を使うと動かしやすく感じました。以前やった鍬の使い方と並んで、こちらも練習あるのみです。

鍬の話はこちらから。

pooh-chan-51.hatenablog.com