Adagioな日々

ワインづくり奮闘記 そしてときどきピアノ

くさかりまさお

本日の気象データ
天気:雨のち晴れ 降水量:17.0 mm 最低気温:8.6℃ 最高気温:21.1℃  平均気温: 15.1℃ 日照時間:630分 (原村アメダス

今日は千曲川ワインアカデミーの講義日。事前に宿題が出ていた農機具の話以外にもワイナリー見学や圃場に出ての作業など盛りだくさんでした。

目下、ワイナリーの設備よりも農機具や圃場のデザインに関心があるので、どうしてもそちらの講義内容や実習に熱が入ってしまいます。ただ、農機具はいろいろ揃えればきりがないので、講義の合間に既にブドウ栽培をしている同期生に実際に何を使っているのか聞いてみました。そうしたら「絶対に買うべきは乗用草刈機だねぇ。うちのは『まさお』って言うんだけど」という答えが。さすが、自分の農機具に名前つけちゃうなんて、なんて農業愛に満ちているんでしょう!と思いきや、メーカーの商品名なんだそうです。家に帰って調べてみると、キャニコムという会社の製品で、面白いネーミングの商品がたくさんあります。草刈機「たみよ」もないかと探してみましたが、それはありませんでした。

https://www.canycom.jp/products/series/kusakari.html

草刈機まさお、名前が面白いだけでなく、刈高が調整できるので10㎝以上の長さに刈ることができるのは魅力的です。ただ、化石燃料使用というのがやっぱり気になる…。ということで充電式草刈機はないかと調べてみました。

ざっと調べたところ、電気自動車が公道を走っている時代なのに充電式乗用型草刈機はなさそうです。ただ、充電式の乗用型芝刈機なら存在しました。たとえばこのドイツのメーカーのもの。

www.haigeshop.net

また乗用型ではなく手で持つものなら多くのメーカーから充電式の草刈機がでていました。日本のメーカーの充電式草刈機は長時間作業ができないのが難点です。そこで、芝刈機で草刈りはできないのか…と思ったら、同じことを考える人がほかにもいるようで、YouTubeに「できます」という動画が出ていました。どの芝刈機でもできるわけではなく、刈高が長めに調整できるタイプのものだと可能なようです。充電式でなくても手押しタイプの芝刈機ですら草刈りが可能なものが存在する模様。実際、YouTubeで紹介していた芝刈機は手押しタイプのもので、刈高を高く設定して畑の雑草を刈っていました。もし下草を西洋芝や牧草みたいなものにするのであれば、芝刈り機の導入も可能そうです。ただ、雑草をそのまま下草として利用するとなると、芝刈機だとちょっと使用目的外の使い方になってしまいます。ぜひ草刈機「たみよ」というネーミングで充電式乗用型草刈機を開発してもらいたいところです。